物販ビジネスの基本は「安く仕入れて適切な価格で販売する」ですよね。
ただ実際は『どうやって安く仕入れるのだろう』『安く仕入れる方法が知りたくて眠れません…』という方も多いのではないでしょうか?
僕自身もこれまで物販ビジネス5年ほど実践し、同じように思いながらも、会社をつくるまでに成長することができました。
この記事ではその経験をもとに、主にネット完結の物販ビジネスにおいて、今すぐ使える「安く仕入れる3つの方法」をお伝えしていきますね!
ネット物販で安く仕入れる3つの方法

物販ビジネスにおいて安く仕入れる方法はいくつもあります。
ただ中にはあししげく店舗に足を運んだり、自分自身も法人化をしてメーカーと交渉するなど、わりとハードルが高いものも多いんですよね…!
なのでこの記事で紹介するのは、できるだけ労力を減らしてハードルを下げた、ネット完結で安く仕入れる方法です。
具体的には、
①Amazonの在庫切れ商品を狙う
②廃盤商品を狙う
③メール交渉で仕入れる
という3つの方法がありますので、それぞれくわしく見ていきましょう!
安く仕入れる方法①在庫切れを狙う
まずは「在庫切れ商品を狙う」という方法です。
これはAmazon上で在庫が切れていて値段が高騰している商品を、他のプラットフォームから仕入れて販売するという流れになります。
Amazon在庫切れで高騰している商品を
他のプラットフォームから安く仕入れる
そもそもAmazonをよく使う人は「すぐ届く」「買い物がワンクリックで簡単」という部分にメリットを感じていますよね?
楽天ポイントを貯めている人であれば楽天しか利用しなかったりと、『価格以上にプラットフォームの魅力を感じている』場合も往々にしてあります。
それがプラットフォームごとの価格差につながり、特に在庫切れ商品の場合はそのケースが多いんですよね!
例えば「在庫切れ商品」とはこういうものです。

本来なら商品の値段が表示されている部分に、「現在在庫切れです」という表示がされていますよね?
これはAmazonに商品ページは存在するけれど、実際に販売はされていない(在庫が無い)状態をさします。
Amazon商品の過去の売れゆきが分かるサイト(keepa)で確認してみると、2,780円でもよく売れているデータが確認できました。

つまりこの商品は、Amazon上であれば2,780円でも「適切な価格」として、購入されていくんですね!
あとは他のプラットフォームで販売されているかを確認すればOKです。
試しに楽天を見てみると、840円で販売されていました。

このように、Amazonの在庫切れ商品を狙うことで、安く仕入れができると分かりましたね!
ちなみに他に販売している出品者もいないので、商品自体もすぐに売れていくのが「在庫切れ」のメリットでもあります。
安く仕入れる方法のひとつとして、有効に使ってみてください!
在庫切れ商品を探すにはkeepa(キーパ)からのリサーチが最も有効なので、詳しい流れをまとめた記事も貼っておきますね。
安く仕入れる方法②廃盤を狙う

2つめの安く仕入れる方法は「廃盤商品を狙う」というものです。
廃盤になった商品はそもそも価格が高騰しやすく、市場に残っている商品を定価で仕入れるだけでも安くなります。
「これまで使っていたお気に入りだからできるだけ使い続けたい」という人達も一定数いるので、市場在庫が減ってきて値段が多少高くとも、購入されるんですよね。
例えばこの商品も廃盤商品のひとつです。

ヨドバシドットコムを確認しても「販売を終了しました」という表記が出ていますね。

まだどこかに残っていないかを探してみると、楽天にはあるようです。

9,000円台で販売されている商品が、2,200円で仕入れられそうですね。
さすがに価格差が大きいので適切な価格かどうかは探ってみてもいいですが、人気タレントの報酬がどんどん上がっていくように、需要が供給を上回ると希少価値が高まります。
商品は1つ:1人が欲しい
=変動しない
商品は1つ:10人が欲しい
=価格が高騰する
※廃盤商品は高騰しやすい
例えばレアな廃盤商品が古物市場にだけ出回って、ヤフオクで高値で取引されることもよくありますよね。
仕組みとしてはそれと一緒で、「廃盤商品を狙う」という視点を持つだけで、安く仕入れる方法に気付くことができた好例だと思います。
人気のアウトドアブランドや、その年にしか作られない製品などはこの傾向が強いので、参考にしてみてください!
ちなみに廃盤商品のリサーチも簡単で、
・ヤフオクやメルカリで「廃盤」で検索
・Keepaから価格高騰の商品だけ確認
この2つでほぼイケると思います!
安く仕入れる方法③個別交渉をする
ネット完結の物販で安く仕入れる方法の3つ目が、「個別交渉をする」というものです。
これまで紹介した2つよりも少し物販感が強まるので、『俺、仕事できそうな感じ出てるじゃん…!』という気持ちが手に入るのもおススメです。
具体的には個人間取引のできるヤフオクやメルカリでまず商品を購入し、そこから取引メッセージでやり取りをしていきます。
仲介業者さん自身が出品をしていたりするので、個別のメールで値段や数量の相談ができるんですよね!
※参考画像※

ヤフオクで何度か商品を購入し、迅速な対応をすることで信用され、相手から提案をいただけるようになりました。
クローズドな場なので価格交渉もしやすく、安く大量に仕入れることが可能になります。
他にはメルカリを通して、商社の方と知り合うこともできました。

ある商品の在庫処分にメルカリを利用していたらしく、ある程度のメーカー製品なら市場価格よりも安く仕入れができるそうで、長いお付き合いになりそうですよね。
個別交渉ができる出品者の見分け方は2つあり、
・同じような商品を何度も出品している
・同じメーカー製品ばかりを扱っている
という点です。つまり何かしらのルートを持っている出品者さんなので、交渉をしてみると安く大量に仕入れる方法へつながっていきます。
安く仕入れる方法おまけ

以上が、ネット完結の物販で安く仕入れる3つの方法でした。どれも今から実践が可能なので、参考になれば嬉しいです。
また、他にも安く仕入れる方法はあるので、2つだけ「おまけ」として紹介しますね!
Amazonを使わないケースや、ちょっと買い物ついでに1万円稼ぎたい、なんて時に使えると思います。
場所が変わると安くなる商品を仕入れる
さきほどは「Amazon」と「楽天」で価格差が生まれるとお伝えしました。
それぞれのプラットフォームごとにユーザーがついているので(Amazonなら利便性、楽天ならポイント)価格差が生まれる場合もあるという内容です。
これは個人間で売買ができる「ヤフオク」と「メルカリ」でも起こっているんですよね!
例えばヤフオクはメルカリに比べて男性ユーザーが多いので、美容品の需要が無いせいか、安くなっている傾向があります。
例えばこちらの美顔器は「121円」で落札されているのが分かりますよね?

ただ、同じ商品でもメルカリの相場を見てみると、どれだけ安くても「11,000円」で売れているんですよね…!

このように、「プラットフォームごとのユーザーの違いを考えてみる」だけで、安く仕入れる方法はいくらでも見つかります。
メルカリで商品を販売する際のコツをまとめた記事もあるので、貼っておきますね!
安くなっている値札の商品を仕入れる
「買い物ついでに稼げる」のも物販の魅力のひとつですよね。
僕も奥さんと買い物に出かける際、同じショッピングモールに入っているお店でサクッと安い商品を見つけることがあります。
これがすごくシンプルな方法で「値札」を見るだけなんですよね!

4,400円の商品に対して『50%OFF』と赤い値札が貼ってありますね。
こちらの楽器屋さんではなかなか売れずに2,200円に値下げされている商品が、ネット上では6,000円以上で販売されていたりします。
お店側も「早く売りたい」から値段を下げているので、ありがたく購入させていただきました。
買い物ついでに「そもそも安くなっている商品を確認する」だけで、利益も生まれていくんですね!
「安く仕入れる」が物販の前提
以上が、できるだけ労力を減らしてハードルを下げた「安く仕入れる方法」です。
ネット完結の物販を進める際にも、きっと役に立つと思います。
安く仕入れる方法はいくつもありますが、プラットフォームをずらしたり、「そもそも安くなるのってなんでだろう?」と考えることで、気づくことも多いかもしれません。
今回の具体的な安く仕入れる方法が、あなたの物販ビジネスのお役に立てれば嬉しいです。ぜひ、参考にしてみてくださいね!
